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しいたけの原木がカビない手入れ方法、保管場所や水やりは?

目安時間 5分


秋が深まるにつれてキノコがおいしい季節がやってきますね

店頭で買うキノコももちろんおいしいですが、原木で栽培したキノコのおいしさは格別です

今回は原木栽培で代表的な「しいたけ」栽培のお手入れ方法を紹介したいと思います

コツさえ掴めば比較的手間はかかりませんからお試しに一つ育ててみてはいかがでしょうか?

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しいたけの原木の手入れはどうするの?

しいたけ栽培における大敵は他でもない「同じ菌類」です

しいたけ菌を植え付けたばかりの原木(ホダ木という)はまだ菌が根付いていないために他の種類のキノコやカビの恰好の的です

しいたけ菌が回りきっていない状態の原木に他のキノコの胞子やカビの原因となる雑菌が入るとしいたけが負けてしまうこともあるので原木に胞子を根付かせないことが重要です

・しいたけ栽培におけるカビ予防

カビの原因は空気中のほこりなどです

原木を長期間放置することでほこりが積もり、カビの生えやすい環境になってしまうことがあります

原木は長い時間をかけてしいたけの菌糸を伸ばしていくので、どうしても長期間野ざらし状態になります

ここで必要な対策として、

2~3か月に1度原木の裏表をひっくり返してあげましょう

ひっくり返すことで表面についたほこりや胞子が地面に落ちますのでカビが生えにくくなります

ほこりが気になるようなら軽く拭いてあげるだけでもOKです

表面の汚れは取れますが、しいたけ菌は内部に打ち込まれているので何も影響はありません

しいたけの原木の保管場所

基本的にキノコ類は菌類に属するため、湿気が大好物です

そして陽射しをあまり好まないので暗くてじめじめする場所を好みます

直接雨が当たる場所がよいので屋外、特に家の裏側辺りが良いでしょう

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また、できるだけ風通しも悪い所の方が良いです

しいたけは乾燥に弱く、原木が乾燥してしまうと成長が止まってしまいます

特に乾燥の激しい夏場は雨が降らないと原木が乾いてしまいます

しいたけの大敵のアオカビは乾燥すると生えやすくなるので夏場はたまに様子を見に行ってあげた方がいいですね

しいたけの原木に水やりは必要?

しいたけ菌は乾燥のしすぎも苦手であり、過湿も実はあまりよくありません

一見難しそうに見える水分管理ですが、正直言って放置でいいです(^o^)

自然に降る雨だけで十分ですw

乾燥が怖いのでジョウロやホースで水を与えたとしても正直あまり意味はありません

表面は濡れますが、丸太ってそれほど水分吸い込みませんよね?

原木になるほどの太さの丸太の芯まで濡らそうと思ったら短期間での水やりでは少し難しいです

自然の雨の様に少ない量でも長い時間をかけてじっくりと濡らす必要があります

とはいえ効果がないわけではないので、

真夏の炎天下の中長期間雨が降らないなど原木が完全に乾燥してしまう場合は少し長い時間をかけて水を与えると良いです

補足)水に一日漬けるとしいたけが成長する!という方法もありますが、こちらは菌を打ち込んでから1年以上経過したものをおすすめします

あまり早い状態でやると逆にしいたけに悪い影響を及ぼします

まとめ

しいたけは菌糸類のため、原木には他のキノコやカビも生えやすくなってしまいます

ほこりや土が付着すると、そこからカビが増殖しますので定期的に裏返しにするなどして汚れが付かないように工夫しましょう

しいたけが収穫できるかどうかは場所選びにかかっています

できるだけしいたけが好みそうな暗くてジメジメした場所を選び育てましょう

水やりは不要ですが、夏の暑さに乾燥しきってしまうようでしたら少し長めに水を与えてあげると良いと思います

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