子猫がミルクを飲んでくれない時は?産まれたての捨て猫の授乳体験記
かれこれ2週間ほど前の事となりますが、
我が家の庭でまだへその緒が取れていないほど小さな子猫が放置されており、
うちで保護することになりました
しかし我が家は猫を飼った事もなく、悪戦苦闘
哺乳瓶でミルクをあげようとするも中々飲んでくれずに困り果てました
そんな時に僕が調べた事、体験したことなどを記事としてまとめてみたいと思います
子猫がミルクを飲んでくれない時は
ある朝の事、何やら朝からバタバタとうるさいなと思い食卓へ行くと、
そこにはまだへその緒も取れていない小さな子猫がいました
どうやら親父が昨日から外で猫の鳴き声がするとの事で気になり庭に様子を見に行くと、
雨の中で木の枝に引っかかった子猫が放置されていたようなのです
しかしこの猫ちゃん、なんとなくですがうちの近くに住みついている野良猫と良く似ている
たぶん親はその野良猫なのでしょうが、
何かしらの理由で親に捨てられてしまったのかも知れませんね
そんな子を不憫に思って引き取ったまではいいのですが親父は猫アレルギー
自分で世話ができないので代わりに僕が世話をすることになりました
そんな訳でさっそく猫用のミルクを買ってきて哺乳瓶で餌をあげようとした訳ですが、
暴れて飲んでくれない(笑
口元へ哺乳瓶を持って行っても餌と認識していないのか嫌がって逃げてしまうんですよね
これは困った、大いに困った
という訳でこんな時こそインターネットの力、
ネットで調べて対策を見てみた所、
どうやら哺乳瓶で飲まない子には常温まで温めたミルクを注射器のシリンダーで飲ませると良いらしいです
そんな訳で偶然我が家にあったシリンダーを使いさっそく餌を与えてみることに
(けどなんで注射器なんてうちにあったんだろう・・)
し た 訳 で す が、
やはり餌と認識できないのか首を振って素直に飲んでくれません
壊滅的なまでに飲み方が下手w
動画のようにおとなしく飲んでくれる事なんてありませんでした
しかしここで諦めてしまったらこの子は死んでしまう
なので心を鬼にして頭を手で固定し無理やり飲ませようとするも、
今度は必死に口を閉じて抵抗w
だが、そんなことで諦めるような僕ではない
ニャーと鳴いたその一瞬の隙にシリンダーを口に突っ込み少しだけミルクを押し出してみる
すると僅かな量ですが飲んだ!
僅か2~3適分くらいしか飲んでくれませんでしたが確かに飲んだ!
しかしやっぱり嫌なのか口に入れたシリンダーはすぐに吐き出してしまう
ですが諦めない!
これを何回も繰り返すと徐々にシリンダーに慣れたのか抵抗することが減りました
けど相変らず飲むのが下手w
押し出さないと飲まないし押し出しすぎると鼻からミルクを噴き出すし絶妙な加減が本当に難しい
そんな作業をすること1時間、
ようやく子猫は満足して寝てくれました
がっ!
子猫は2~3時間置きくらいにミルクを与えなくてはいけない訳です
1回の授乳で1時間もかかっていたらとてもじゃないが僕が持たない
子猫には早急に哺乳瓶になれて自分から飲んでもらわねば
という訳でお次に哺乳瓶デビューをした子猫ですが、
その時の展開は以下に続きます
子猫への哺乳瓶でのミルクの飲ませ方
そんな訳で子猫に哺乳瓶デビューをさせる訳ですが、
哺乳瓶の飲み方としては動画として見た方が良いとおもいますのでこちらをどうぞ
最初の頃はやはり哺乳瓶に慣れないのかうまく飲んでくれません
うちの子もミルクの飲み方が極端に下手なので哺乳瓶を近づけても逃げるばかり
何とか口の中に入れても暴れて中々飲んでくれません
しかし食欲が無いのか?といわれたそういう訳ではないらしく
単純に飲みなれていないのだろうなというのが後でわかりました
猫は本能でお母さんのおなかを踏んづけてミルクを出そうとするクセがあります
そのため飲みなれていない哺乳瓶だと勢い余って弾き飛ばしてしまうことが多かったりします
(うちの子はさらに頭を振るので哺乳瓶をすぐに離してしまう)
ただ、これは次第に飲み方に慣れてくることで収まってきますので
最初は少しかわいそうですが慣れるまで頭と哺乳瓶はしっかりと抑えてたっぷりと飲ませましょう
最後にお尻を拭いておしっこをさせてあげれば授乳終了です
ただ、子猫は途中で飲み疲れてしまう場合があるので一度哺乳瓶から口を離したら少しだけ休憩させます
満足していればおとなしくしていますし、まだ足りなければ催促するように鳴きますので再度授乳してあげてください
子猫がミルクを飲まない時は別の原因がある時も
子猫がミルクを飲んでくれない場合、実は別に原因があったりします
というのも、僕が最初の頃にシリンダーでミルクをあげていた時、本当に全然飲んでくれませんでした
本来1日おきに体重が10g程度増えなくてはいけないのにミルクを飲んでくれないので逆に体重が減る始末
保護当時は100gあった体重が80gまで減衰し、気が気でない状態でした
当の子猫もずっと鳴きっぱなしで本当にこのまま死んでしまうのでは?と心配していたのですが、
どうやら原因は寒かったからのようです
寒いと子猫はミルクを飲めないみたいなんですよ
季節はまだ10月、夏の暑さほどはないですが人間なら半そでで過ごせる程度の気温ですが猫にとっては寒かった模様
犬用のホットカーペットがあったので下に敷いてあげたらなんと一発で泣き止み、
少しづつですがミルクをちゃんと飲むように
どうやら子猫はまだ体温を自分で調節することができないらしく人間では暖かいと思うような気温でも寒いみたいなんです
もしもミルクの飲みが悪いなと思ったら一度子猫を温めてあげると飲みがよくなるかもしれません
子猫の保温にホットカーペットやカイロなどを使う場合、長時間使用すると逆に脱水症状を起こしてしまうことがあります
子猫用に使う場合には一定の温度になると自動で温度を調節してくれる犬猫用のホットカーペットがお勧めです
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子猫がミルクを飲んでくれないまとめ
いかがでしたでしょうか?
哺乳瓶での授乳が慣れていない子は中々素直に飲んでくれません
哺乳瓶での授乳になれるまでは足りない分はシリンダーで飲ませるなどある程度慣らせる練習が必要です
また、それでも飲みが悪い時は子猫の体温が低下している場合が病気にかかっている場合があります
ホットカーペットや寝床の下にホッカイロを入れてあげたりなど保温対策をしてみて、
それでも飲みが悪い場合には獣医さんに相談した方が良いかもしれません
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