しいたけの栽培がうまく育たない。ダメな原木を復活させる方法とコツ
田舎では、家庭でもよく行われているしいたけ栽培
原木で作るしいたけはとっても肉厚でジューシー
一度食べたら忘れられないほどおいしいです
さて、そんなしいたけの原木栽培ですが、収穫の時期になっても中々芽が大きくならずに収穫できない!
という方が多いようです
もうだめかな?と思った原木でも意外と試してみると復活したりするので一度試してみてください
しいたけ栽培がうまく育たない
もうそろそろ菌を打ち込んでから2年くらい経つのにうんともすんともいわない
しっかりと原木にしいたけ菌が回っているはずなのに小さな芽だけ出てその後成長しないよOTL
このように原木栽培に挑戦してみたものの、思ったように収穫できなくてがっかりしている方は多いみたいですね
最近はネット通販などですでに菌が回っていて収穫直前の原木なども売られていますが、一から育てるとなると長い年月がかかるため、収穫できなかった時の悲しみは想像以上に大きいです
このように収穫予定の時期にしいたけが実らない場合は、「刺激不足」が原因かもしれません
収穫期までしいたけ菌が育っていた場合、基本的に原木は全てしいたけ菌に浸食されていますから他のカビやキノコの胞子が入る余地はありません
簡単にいえば「しいたけの一人勝ち状態」
敵もいないので、他に何等かの刺激が無かった場合、腑抜けたしいたけはさぼり始めます
しいたけ:(゜σ ゜)別に子孫なんて残さなくたって困らねぇだろ
といった感じできっと余裕で鼻くそなんてほじっています
こういった場合は実の出が悪くなるため「喝」をいれてシャキっとしてもらいましょう
しいたけ栽培がうまくいく方法
人間も朝に水で顔を洗ってあげるとシャキっとしますしこういう場合は腑抜けたしいたけを水の中にぶっこんであげましょう
この時、そのままの状態では原木が浮いてきますので動かないように重石などで固定してしまいます
いわゆる水責めですw
この状態で1日そのまま放置しましょう
沈められたしいたけ菌は呼吸ができないため、苦しさが強い刺激になります
余裕ぶっこいていたしいたけ菌もここぞとばかりに生きるのに必死になり、水責めから解放してあげると改心したかのように必死に子孫を作ろうとがんばり始めます
ただし、水責めだけあってやりすぎてしまうと本当にしいたけ菌が呼吸できずに全滅してしまいます
1日以上放置すると逆に悪影響になりますのでほどほどの所で許してあげましょう
頻繁に繰り返し水に漬けるなど、連続して行うのもよくありません
しいたけも弱ってしまいますので必ず「一度だけ」にしてあげてください
また、この方法はある程度菌がまわりきった原木に行う方法です
菌を打ち込んだばかりの若い原木には使えません
着床したばかりの菌はまだまだ弱いので耐え切れずに死んでしまいます
しいたけ栽培のコツ
人間相手なら大問題ですが、腑抜けたしいたけにはハンマーでひっぱたいて反省させましょう
収穫前のしいたけの原木を軽くハンマーで小突くことで収穫がUPすることができます
たまに叩くことで木の表皮がはがれたりしますが気にしないでください
原木の中身はほとんどしいたけですから多少はがれた所で何の問題もありません
また、ハンマーは重たくてちょっと・・
という場合はナイロンカッターを取り付けた草刈り機が便利です
回転するナイロンカッターを原木に当ててあげると、ひたすらナイロンが原木をビンタしつづけます
表面の粗い表皮こそ取れますがナイロンカッターに原木を切るほどの切れ味はありませんのでほどよい刺激となるようです
まとめ
そろそろ収穫できるはずなのに一向に反応がない、芽は出ているけれど成長しない
このような場合はしいたけ菌が刺激不足で眠ってしまっています
眠ってしまったしいたけ菌には水による刺激や外部からの物理的な刺激が有効なので、成長が止まってしまったと感じた場合は一度試してみてください
しいたけ栽培を自宅でしよう。適した置き場所と原木の寿命は?
しいたけの原木がカビない手入れ方法、保管場所や水やりは
コメントフォーム