夏場の野菜の保存方法を提案、長持ちさせるコツと保存できる期限は?
夏場は食べ物が腐りやすいのでちょっと油断するとすぐ冷蔵庫の中で腐っていたりしますね
特に野菜はついつい多く買ってしまったり、近所におすそ分けで貰ったりすることもあるので食べきれないで困ってしまいます
食材は無駄にしたくないし、何とか野菜を長持ちさせる方法がないのか?
という方のために長持ちする野菜の保存方法を紹介します
夏場の野菜の保存方法
冷蔵庫の中に放置しておいてもずっと腐らず、かと言って変な防腐剤を使っているわけでもない
あくまで自然な状態で野菜を長持ちさせられたら最高ですよね
そこで野菜を長持ちさせる方法として
「干し野菜」
をおすすめします
干し野菜というとあまりピンとこないと思いますが、代表選手をあげると「切り干し大根」や「干ししいたけ」などがあります
干すことで野菜の中の余計な水分が飛び、通常の野菜の何倍も長持ちさせることができます
また、生の野菜は冷蔵庫の中でかさばって邪魔になることが多いですが、干すことで余計な水分が飛んで非常にコンパクトになるので保存しやすくなります
なによりうま味が凝縮されるので生の野菜よりおいしいかも
野菜を長持ちさせるコツは?
干し野菜を作るとなると何か難しそうだしちょっとめんどくさそうだなーと思っていましたがわりと簡単でした
簡単に工程をまとめると
1. 一口大に薄くスライス
2. 水洗いをしてキッチンペーパーで水気をしっかり取る
3. ざるの上に並べていく
4. 鳥に持っていかれないように細めの網で囲う
5. そのまま放置
野菜をカットする際はできるだけ同じ厚さにカット、キノコ類などは石づき(キノコの下の硬い部分)を取り、軽くほぐしておく
陽に当る表面が広くて厚みが少ないほど乾燥させやすいので初めての方はできるだけ薄くカットしたほうが成功しやすいかと思います
野菜をそのまま干すと汚れや菌が付いていてそこからカビてしまいますので一度水洗いしてキレイにしてよく水気を取ってから使いましょう
濡れたままだとカビます
ざるに並べていざ天日干しをする際は、そのままだと全部鳥や動物に取っていかれてしまいますので手の届かないように細めの網で囲いましょう
ホームセンターなどで売っているキャンプ用の吊り下げタイプの物干しネットならそのままそこに並べるだけですむのでおすすめですね
安く済ませたいなら100均にも売ってます
後はそのまま日当たりがよくて風通しが良い場所に干しておくだけですが水分の多い食材やカビやすいものはたまに上下をひっくり返してあげることで失敗しにくくなりますのでたまに様子をみてひっくり返してあげてくださいね
短いもので半日、長いもので一週間干しておけばおいしい干し野菜の完成です♪
もっと簡単に作りたいかたはオーブンや電子レンジで作ることもできます
オーブンなら100℃の低温で2~30分、電子レンジなら10分間チンしてあげれば干し野菜の完成です
野菜の保存できる期限はどのくらい?
いざ作ってみたは良いものの、いったいどれだけ持つのか不安ですよね
ご家庭で作ったものでも干し野菜の賞味期限は3日~半年近くはもつといわれています
ものすごい期限に開きがありますが干し野菜の賞味期限を決めるための基準は
・完全に水分を飛ばしたフルドライ
・まだ少し水分が残っているセミドライ
のどちらかによって持ちが違います
何日も天日干しをして完全に水分を飛ばしたフルドライは作るのに時間はかかりますが比較的長くもちます
電子レンジやオーブンで作った干し野菜や天日干しを短めで行ったものはセミドライとよばれているもので作るのは簡単ですがあまり長くは持ちません
とはいえ通常の野菜よりは長くもちますのでふと食べきれなかったものを保存するための応急処置的な意味合いなら簡単なセミドライ
本格的に長期保存が目的なら長く持つフルドライと使い分けるとよいかもしれません
干し野菜の作り方まとめ
ついつい野菜を買いすぎてしまった場合など腐らせないために野菜を干すという方法はとても有効です
作り方も簡単ですし、野菜を干すためのネットも100円均一などに売っていますので取り掛かりやすさも魅力だと思います
電子レンジやオーブンでも作ることは可能ですが、セミドライの野菜は長期間の保存には不向きです
余らせてしまった野菜にはセミドライで応急処置を、本格的に保存食を作るならばフルドライなど使い分けると食材を無駄なく使えるのではないでしょうか?
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