おいしい茄子の選び方、種類別の特徴と夏茄子と秋茄子の違い
私の家に植えてあるナスも最近小さな実をつけ始めました
これから暑さが本格的になってくるとナスがおいしい季節がやってきますね
これから旬を迎えておいしくなるナスですが、おいしいナスの見極め方は分かりますか?
揚げナスや焼きナスなどナスは非常にバリエーションが多い万能選手です
それぞれ得意な料理がありますので種類別に向いている料理方法や夏茄子と秋茄子の違いなども解説していきます
おいしい茄子の選び方
おいしいナスの選び方として、「全体的に黒々としている」「ハリがある」「ずっしりと重い」「ヘタのトゲがはっきりしている」ものを選ぶと良いと思います
茄子は色が濃い方がよい
十分に夏の日差しを浴びたナスは色が深く黒々としています
皮の黒い部分はナスニンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれており、単純においしいだけではなく、癌の原因の一つである活性炭素の働きを抑制する効果があるので癌予防にも効果があるといわれています
血液をきれいにする効果もあるため動脈硬化などの恐ろしい病気にも効果ありです
ずっしりと重いナスは新鮮な証拠
茄子は実のほとんどが水分でできています
収穫されると切り口から水分がどんどんと抜けていってしまうため、全体的にハリがなく、少ししぼんだような状態になってしまいます
指で触ってみた時にぐっと抵抗があるくらいのものが新鮮でおいしいナスになります
また、ナスの首元が細いものはまだ未成熟の証になります
逆に首元までしっかりと太いものは丁度食べごろであり、おいしいのでこちらをおすすめします
ヘタのトゲは元気のバロメーター
ナスのヘタの部分にあるトゲが触ってみると痛いくらいのものは元気がある証拠です
また、全体的に見て傷やヒビが入っているものは傷みが早いのでおすすめしません
ナスの種類別特徴
茄子は「焼く、煮る、炒める、揚げる、漬物」などなど非常にバリエーションに富んだ万能選手です
基本何をしてもおいしいナスですが、種類によって得意な調理法というものがあります
それぞれ得意な調理法をまとめてみました
他にも種類は沢山ありますが基本的に皮が薄くて水分の多い小茄子や水茄子は漬物などに向いており、
その他の種類のナスは焼き、揚げ、煮込みなどの料理がおいしいです
ただし、色の濃い茄子は煮物にすると色移りすることがあるため煮物には向いていません
夏茄子と秋茄子の違いは何?
茄子の旬は夏ですが、秋茄子も有名ですよね
「秋茄子は嫁に食わすな」
という言葉は非常に有名ですねー
では、夏の茄子と秋の茄子の味の違いは何なんでしょうか?
夏茄子はみずみずしく、秋茄子は実が引き締まる
そもそも夏茄子も秋茄子も種類に違いはありません
同じ樹から収穫されるものですが、季節によって名前が変わります
秋茄子は、夏と比べて皮が薄く柔らかく、すでにシーズンも終わりに近づいているために種が少なめになっています
夏の過酷な環境では野菜もエネルギーの大半を呼吸で消費されてしまうので養分を実にまで蓄えていく余裕はありません
少し暑さの落ち着く秋になると実にまで養分を回す余裕ができるため秋茄子はうま味の多い茄子に仕上がります
皮が薄く、うまみが強いためにそのまま食べる調理法が向いています
ちなみに夏の茄子と秋茄子の境目は立秋を過ぎたらそれ以降に収穫されたものは秋茄子になります
まとめ
おいしい茄子の見分け方は「色・ハリ・重さ」です
できるだけ色艶のよい、ずっしりと重い茄子を選びましょう
茄子は様々な料理に使える万能選手ですが、それぞれ得意な調理法がありますので用途ごとに使い分けると良いと思います
また、夏が旬の茄子ですが、秋の茄子も捨てがたいです
おいしさがぎゅっと詰まったものに仕上がっていますので焼きナスなどにすると最高においしいですよ
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