カメムシの臭い液体の正体は?体液が皮膚に付いた時と汁が痛い時の対処法

目安時間 5分

カメムシが大量発生する季節が来ると、気づかず踏んでしまったりしてあの臭い液体が付いてしまう場合もありますよね

 

石鹸で洗っても中々落ちにくいですし一度落ちたと思ってもまた臭いが復活してきます

 

また、人によってはあの液体に触れると赤くかぶれる人もいるようで原因と対策をまとめてみました

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カメムシの臭い液体の正体は

カメムシの嫌な臭いの元となるあの液体ですが、カメムシは足の付け根にある「臭腺(しゅうせん)」という部分から分泌されます

 

この臭腺はカメムシに危険が及ぶと防衛手段として強烈な臭いを発して外敵を退けます

 

話は戻りましてカメムシのあの臭いの正体ですが

 

カメムシの臭いの成分

・トランス-2-ヘキサナール
・トランス-2-デセナール
・トランス-2-ヘプテナール

という有害物質であるアルデヒドが主成分となっています

 

有害物質と書いてある通り、カメムシのあの謎の液体は毒なんです

 

意外とこの毒は強力で密閉した容器の中でカメムシが毒液をまき散らすと中にいたカメムシが自分の臭いでショック死するということもあります

 

ただし、人間にとっては大した毒ではなく、万が一体に触れてしまっても大ごとになることはありません

 

ただ臭いですよね・・そして取れない

カメムシの体液が皮膚についてしまった場合

カメムシの存在に気付かずに踏んずけてしまったり、追い払おうとして逆に襲われた時に体にあの液体がついてしまうことがあります

 

オレンジ色のアザのようになり、石鹸で洗っても中々落ちないですしなにより臭い

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このカメムシから出た汁は先ほど説明したアルデヒドという有害物質が主となっています

 

このアルデヒドは「揮発性が高く、親油性がある」という特徴を持っています

 

つまり蒸発しやすく、油に溶けやすいのです

カメムシの体液は食器用洗剤で洗う

カメムシの汁は実は油なので水で流れにくく、そのまま石鹸で洗っても落ちないんです

 

つまり油を落とすための洗剤なら簡単に落ちるというわけです( ー`дー´)

 

ここで登場するのが食器用洗剤

 

食器用洗剤は油をよく落とすために界面活性剤が入っています

 

台所用洗剤で手を洗ってあげると驚くほど簡単に取れますよ

 

ただし、臭いは取れても皮膚に色素が沈着してしまい色が取れない場合があります

 

この場合は色が消えるまで気長に待つしかないみたいです

カメムシの汁が当たった場所が痛い

皮膚が弱いかたやアレルギー体質の方は稀にカメムシの体液でアレルギー反応を起こすことがあるようです

 

まるでやけどをしたかのようなヒリヒリ感があり、皮膚の弱い方だと皮膚炎を起こすこともあります

 

特に皮膚の薄い場所(目の周りやデリケートゾーン)などは症状がひどくなるようでカメムシの種類によってはかなり痛い場合もあり、何日間かは続くようです

 

洗濯物の中にカメムシが潜んでいることも多く、気づかずに履いてしまってやられる場合が多いです

 

もし赤く炎症になってしまった場合、虫刺され用のクリームやオロナインなどを塗りしばらく様子を見てみてみましょう

 

もし傷みが長引くようでしたら病院へ行った方がいいようです

カメムシの汁まとめ

誤ってカメムシを潰してしまったり、追い払おうとして逆に液体をひっかけられたりすることはよくあります

 

万が一体にカメムシの体液が付いてしまった場合は慌てずに食器用洗剤で洗いましょう

 

皮膚が弱いかたやアレルギー体質の方は稀に皮膚炎を起こすこともあるのでひりひりとやけどのような感覚に襲われたら患部をキレイに洗った後に虫刺されようのクリームやオロナインなどを塗って様子をみてください

 

もし長引くようでしたら一度病院に行って診察を受けることをおすすめします

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