蚊で寝れない時の対策蚊取り線香が効かないのはなぜ?虫が来ない植物
夜寝静まったころに蚊が耳元でぷ~んと飛び回ると妙に耳障りで目が覚めてしまうことよくありますよね
対策に蚊取り線香を焚いてみてもその上を蚊が横切るという謎の現象が起きたりと中々に手ごわいやつです
ではなぜ蚊取り線香が効かないのか?家で出来る蚊対策はないのか?などをまとめてみました
蚊のせいで寝れない時の対策
蚊対策にトラップを使った捕獲や直接叩いて潰すなど色々な方法がありますが
一番効果が期待できて簡単だと感じるのは扇風機です
蚊の飛行能力は時速2.4kmとかなり低いため、小さな風でも飛ばされやすく扇風機を回しておけば蚊は近づけなくなります
また、蚊は触肢部分に二酸化炭素を感知するセンサーが付いているのですが扇風機の風により働きを混乱させることができるためより効果が期待できます
夜ベットに入る前に扇風機の風が全体に当るように首振りにしてつけておきましょう
ただあまり風が強いと体が乾燥して脱水症状を起こすこともありますので扇風機の風は弱で十分だと思います
直接風に当らないためにも寝るときはしっかりと布団をかけて寝ましょう
直接肌をさらさない分、より蚊に刺されにくくなります
蚊取り線香が効かない蚊は存在する?
蚊といえば蚊取り線香!
これで毎日悩まされる蚊の悩みから解放されると焚いてみると蚊取り線香の上をご機嫌に飛び回られたりしてがっかりしたことがあります
蚊を殺すための蚊取り線香なのに真上で飛ばれるとかどういうこと( ゚Д゚)
蚊取り線香の効果
まず蚊取り線香ですが、材料は天然素材である防虫菊からできています
これを燃やすことでピレスロイドと呼ばれる神経毒が発生します
この成分は昆虫に対して非常に強力に作用する毒であり、実際は蚊だけでなくゴキブリや蜂などほぼ全ての昆虫に効果があります
毒と聞いて不安に思う方も多いと思いますが「昆虫」に対して毒であり人間にはあまり効果がありません
とはいえ密閉した空間で大量に焚くと赤ちゃんやペットなどの小動物に悪影響を与えることがあるので絶対にやめましょう
本来ならば昆虫ならば蚊だろうが蜂だろうがゴキブリだろうが問答無用に殺してくれるはずですが現実は蚊取り線香の上で蚊は飛んでいます
この謎の答えは毒の致死量にあります
毒の致死量というものは体重に大きく影響され、体の大きい生き物はそれだけ毒に耐性があります
日本に生息する吸血する蚊は主に2種類「ヒトスジシマカ」と「アカイエカ」です
ヒトスジシマカは主にやぶ蚊とよばれるよく見るシマシマ模様の蚊です
アカイエカというのは主に家の中にいる茶色いやつです
このアカイエカはヒトスジシマカと比べても2~3割ほど大きく、体重も1.5倍近くあります
体が大きい分ヒトスジシマカよりも毒に耐性があり、ヒトスジシマカが死ぬような濃度の毒でもちょっと逃げていくだけです
とはいえ毒を吸いすぎて耐性の付いた蚊でなければアカイエカにもちゃんと毒はきくのでできるだけ風上に置くなどの工夫をすれば効果が安定します
また、通常蚊取り線香は6~8畳ほどの広さにしか効果がないのであまり広い部屋では1つでは足りないかもしれません
蚊が来ない植物もある
蚊が嫌う植物というのもあります
その名も蚊取草
名前からするとすごい蚊を取ってくれそうですが実際は殺傷能力はありません
が、蚊取草に含まれるシトロネラールという成分に忌避効果(きひこうか)と蚊の二酸化炭素察知能力を低下させる効果があります
天然の素材なのでこれを置いておけば一匹も蚊がでることはないといえるほど強力なものではありませんが、ヨーロッパなどでは蚊対策にこれをベランダにいっぱい植えているそうです
自然にあるものなので殺虫剤が気になる方にはおすすめです
まとめ
蚊は飛行能力が低いので扇風機の風が非常に有効です
寝る前につけておけば体に蚊が近づけないので刺されにくくなります
蚊対策に蚊取り線香を焚く家庭は多いと思いますが大型のアカイエカは毒の効きが悪いため死ぬのに時間がかかる場合があります
煙の薄い所へ逃げ込んでしまう可能性もあるので風上において満遍なく煙を行きわたらせる必要があります
補助的なものに蚊取草などの蚊の嫌がる植物を持ち込むことでより効果を発揮するので試してみてはいかがでしょうか?
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