アイスプラントの育て方水やり次第でつぶつぶが出来ない、塩水の濃度は?
最近アイスプラント流行っていますね
まだまだ一般のスーパーでは売られていませんが、道の駅などの地元の農家が販売するお店ではちらほら見かけるようになりました
プランターでも育てやすいので家庭菜園に挑戦している人も多いようです
そんなアイスプラントですが、実は水やりの仕方次第ではぷちぷちとした水滴ができません
アイスプラント栽培に必要な水やりのコツなどをまとめてみました
アイスプラントの育て方水やりの頻度は?
最近は日本でも栽培される方が増えましたが、元々アイスプラントはアフリカの南西部に広がる砂漠が原産の野菜です
もちろん砂漠ですからほとんど雨は降らず、たまに海から吹く強い風を頼りに生きています
そんな環境で育つ植物なのでアイスプラントは非常に乾燥に強い野菜です
逆に湿気が苦手なので、水が多すぎると根腐れを起こすので必要最低限の水でOKです
地植えの場合はほぼ雨水だけで十分
プランターの場合はベランダで育てることが多いと思いますのでたまに水やりをする必要があります
土の表面が乾いていたら全体が湿る程度に水を与えましょう
この時勢いよく水をやると土が跳ねますのでゆっくりと水をあげるのがポイントです
アイスプラントのつぶつぶができない
アイスプラントはその名の通り葉っぱの表面に凍った水滴のようなものが見えることからその名がつけられました
アイスプラントの代名詞ともいうべきこのつぶつぶですが、実は水のあげ方次第ではうまくできないことがあります
ところであの水滴の正体は何?
アイスプラントの表面に付着している謎の物体、その答えは「塩」です
先ほど話したようにアイスプラントは砂漠出身の作物です
砂漠では海からやってくるわずかな水分を頼りに生きています
しかし、普通に考えたら海風には「水分」だけでなく沢山の「塩分」が含まれています
通常の作物でしたら塩分により枯れてしまいますが、アイスプラントは体外へ塩分を分離することで海風でも水分を吸収することができます
つまり、塩分が無ければ葉っぱにつぶつぶが付くことはありません
アイスプラントをプランター栽培する場合は1週間に1度塩水をかけてあげましょう
塩水をあげはじめてから2週間ぐらい経つと少しづつ葉っぱに水滴のようなものが付き始めます
ただし、この塩水は収穫の2~3週間前から始めた方が良いです
まだ育ちきっていないアイスプラントにあげてもあまり意味はありません
アイスプラントの塩水の濃度はどのくらい?
肝心の塩水の作り方ですが、水1Lに対して大匙1杯程度の塩を混ぜて作りましょう
アイスプラントに適した塩水の塩分濃度は大体1~2%程度が良いとされています
塩分が濃ければ濃いほど良いというわけではなく、沢山塩を混ぜても吸収しきれないので意味がありません
プランターの土次第ではもう少し量が少なくても問題ありません
葉っぱの現状に合わせて濃度を調節して様子をみてください
まとめ
アイスプラントは砂漠出身の野菜のため、水やりはあまり必要ありません
逆に水が多いと根腐れを起こす原因となりますので土が乾いたら水をあげる程度で考えておきましょう
アイスプラントの表面に付着している氷の粒は塩分が固まったものです
水だけでは塩分が足りないので1週間に1度水やりの代わりに塩水をかけてあげましょう
コメントフォーム