父親が怖い話せない。怒鳴る心理と苦手意識は克服することができる?
私は昔から父親が苦手です
一緒に暮らしてはいるものの未だに怖いしまともに話せない
何度か話し合いの機会はあったものの一方的に意見を押し付けるだけで会話にならない
私は頭のおかしい人間だと罵られ人格そのものを否定される
外から見ると立派な父親ですが、私にとっては毒親以外の何物でもない
そんな父との関係に私がたどり着いた答えをまとめました
父親が怖い話せない
物心ついたころから父親と目を合わせて会話をした記憶がない
私の父親は一見すると物腰が柔らかく、細かいことにも気が回る良くできた人
社会的ステータスもあり、人望も厚い
家族サービスも頻繁にするため非の打ちどころのない人だとよく言われたものです
そんな完璧超人のような父でしたが私は子供のころからただただ父が怖かった
・逃げ道がなかった
父はわりと何でもできた
もちろんそれ相応の努力をしていたのは知っていたが基本的になんでもできた
そのため「出来ない」ということが分からない
自分が出来たのだからお前に出来ないはずがないという考えを当たり前のように押し付けてくる
そして出来なかった時はひたすら怒られるのに出来た時は見向きもしなかった
父にとっては出来ることなので当たり前なのだ
自分の考えていることは世間一般の常識と考えが非常に強いため、一度意見が食い違うと「お前は頭がおかしい」「世間一般の常識ではありえない」と存在そのものを否定されることも多く、私の意思というものは根底から握りつぶされる
助けを求めても母親もそういった性格だったため誰も助けてくれる人はいなかった
口を開けばまるで呪詛のように「お前はできない奴」と繰り返され、努力をして残した結果は「そんなものは取って当たり前」と言われ続けた
両親としては向上心を持って上を目指して貰いたかったらしい
父が口を開くたび私の心はズタズタに引き裂かれるため次第に心を閉ざすようになり、
私は自分の意見というものを捨て、表面上は素直に言う事をきく「いい子」でいる以外の道はなかった
父親が怒鳴る心理
人当たりの良い父は会社の人やご近所付き合いなど「他人」が相手ならばとても丁寧な気配りができる
もちろん人を不快にさせるような言葉や傷付けるような言葉もいわない
怒鳴るなんてもってのほかだ
とはいえ完璧に隠しきれてはいないようなので性根の部分を何人かに見破られているのを私は知っている
とはいえ他人には絶対そのようなことはしない
では、何故「子供」にはそれを平気ですることができるのだろうか?
・父親も満足に愛されなかった
父の父、私から言えば祖父ですが、2人の関係もあまり良いものではありませんでした
昔の人ですから男は仕事をするもの、女は家庭を守るものという意識が強すぎるため家庭には一切介入せず
自分の思ったように全て方針を決め、家族はそれに付いていくのが当たり前だと思っていた
もちろん子供と遊ぶようなことは一切せず、長男だった父は祖父の代わりに弟2人のめんどうをみていたようです
怒鳴られるようなことはあれど、一切褒められるようなことはなかったらしい
そのため父の中では「褒める」という概念がない
頭ごなしに祖父の意見を突き付けられることしかなかったため、怒鳴って押し付けることしか知らないのだ
つまり父も怒鳴る以外の方法を知らないのである
何でもかんでも怒鳴って片付けるのではなく、怒鳴るしか方法がないのだ
そうやって育てられた子供はやはり「怒る」以外の方法を知らないため同じように子供を怒ることしかできない
何処かでそれに気づき、修正する努力をしないとこの連鎖は永遠に止まらないのだ
父親への苦手意識は克服できる?
とはいえ家族ですから関係を改善したい、苦手意識を治したいという健気な方も多いと思われます
私の経験から言うと苦手意識を完全になくすことは無理だと思います
幼い頃から植え付けられた恐怖心や心の傷はそう簡単に埋められるほど楽なものではありません
「お前のためを思って」「親として」などと口にされますが親だからと言って何を言っても許されるわけではない
子供にだって人格があるのでひどい言葉で言われれば傷つくのです
しかし、父親の方も今までそれで通してきたのに否定されては自分の生き方そのものを全否定されることになるので現実を直視することはできません
つまり歩み寄りは不可
・無理をする必要はない
無理に理解する必要はありません
父親がかわいそう、何だかんだ言っても親子なのだから自分が折れなきゃと思う必要もありません
以前は私も自分が我慢をすれば良いと無理に気持ちを押し殺して生きてきましたが、これは色々な所に弊害をもたらします
はっきり言って我慢をした所で相手は気づいていませんから何の解決にもなっていません
仲良くなれないものを無理に仲良くする必要はありません
無理に近づこうとすればお互いを傷つけあうだけなのでどちらにとってもメリットはありません
何故相手は傷つけてばかりくるのに私は傷つけてはいけないのでしょうか?
では家族の平和を維持するために私一人だけ犠牲になればいいと?
それはおかしいですよね?
そのため私は父親が可哀そうという考えを捨てることに決めました
将来世話を見なければいけないとか親だからという考えは一切捨てましょう
責任や重圧で自分を追い詰めるだけです
そうやって思うようになると自然と気持ちが楽になりました
少し気持ちにも余裕はでてきたと思います
将来的には世話を見ないといけないと分かってはいますが、今はこれでいいのです
精神的に追い詰められた状況では歩み寄りもすることはできません
まとめ
父親が高圧的な場合は実は本人もそれ以外の接し方を知らない場合が多いと思われます
苦手意識を持ったまま大人になると、その傷は中々治すことができないためお互いに歩み寄りが難しくなってきます
そのような場合は無理に関係を改善しようとは思わず、適度な距離を保ちましょう
私の父は脳梗塞で倒れてから私やお母さんに当たりお母さんの前だと酷いと暴言物を投げる事がしょっちゅうあります。
父には1番大声で叫ぶ事がしょっちゅうで私は
萎縮してしまって声も出せない毎日です。
私は怖くて恐怖とトラウマがあるから悪夢が残ります。
堤美智子さんコメントありがとうございます
前は優しいお父さんだったのでしょうか?
病気によって急に性格が変わってしまうと前の性格とのギャップがショックですよね
脳梗塞ともなると介護が必要になってくることもあるでしょうし
距離を置いて解決という訳にもいかずとても辛いかと思います
とはいえ手も出してくるとなるとご自身の身にも危険が及びますし
どうしても無理なようなら相談所のような所に相談してみてはいかがでしょうか?
各都道府県の配偶者暴力相談支援センター、女性センター、
福祉事務所、婦人相談所、最寄りの警察署
どれでもいいので連絡すると一時的にDVシェルターという施設で保護してくれるようです
期間は2週間と短いですが
弁護士や福祉事務所と提携しながら新しい住まいの確保や生活保護の需給など
自立に向けた支援を行ってくれるそうです
文面から余程怖い思いをしているのだろうなと思います
ご自身の体が一番大切ですから無理をせず逃げ出してもいいのではないでしょうか?