生姜湯は冷え性に効果ある?効果的な生姜の取り方。一日何杯飲める?
生姜は冷え性に良く効くとされていて、実際に取られている方も多いですね
特に生姜湯は簡単に作ることができることから人気なようです
とはいえ生姜湯は本当に効くのでしょうか?
生姜の成分は取り方次第で大きく変わってきます
正しい取り方をして体の芯からあったまりましょう
生姜湯は冷え性に効果があるのか?
冷え性に効果があるとして有名な生姜ですが、実は生の生姜には体を温める効果はありません
生姜に含まれるジンゲロールという成分を加熱する、もしくは乾燥させることでショウガオールという成分に変化します
このショウガオールが生姜が冷え性に効くと云われている所以です
ショウガオールには血行を良くし、体温を上げる効果があります
まさに冷え性のためにあるような成分ですね
冷え性の原因は末端部分の血流不良が原因で起こるので、血流を良くしてくれるショウガオールはまさに救世主ともいえますね
生姜湯もお湯という熱を加えているためショウガオールが発生、体を芯から温めてくれます
しかも、ショウガオールの特性として体をゆっくりと温めてくれるので持続効果が長持ち
最大で3時間ほど効果が持続するようです
作るのも簡単ですし、お手軽に始められる冷え性対策なので一度試してみてはいかがでしょうか?
お湯に生姜パウダーを入れるだけ
そのままでは味気ない場合はお好みではちみつや砂糖などを入れましょう
冷え性を改善する生姜の取り方
先ほど述べたように生の生姜には体温を上げる効果はありません
むしろ生の生姜に含まれているジンゲロールは体の熱を逃がしてしまうため逆に冷やすことになります
そのため、冷え性対策に生姜を使う場合は必ず熱を加える必要があります
熱を加えることでジンゲロールがショウガオールに変化し、体を温めてくれます
ただし、ここで一つ問題となるのが
「ジンゲロールが変化するのには時間がかかる」ということ
たしかに熱を加えることでショウガオールは増えていきますが、60分茹でて増える量は3倍だそうです
とてもじゃないがそこまでめんどくさいことはできませんよね
実はもっと簡単に作る方法があります
・生姜は乾燥済みのものを買うべし
乾燥された生姜は乾姜(カンキョウ)と呼ばれる漢方です
「干す」ことで時間をかけて変化するので他の調理法よりも沢山の成分が含まれています
粉末にされているものならば、お湯に溶かして簡単に生姜湯の完成です
生姜湯は一日何杯まで?
生姜湯に乾姜を使う場合、一日の摂取量に注意しないといけません
乾姜は薬ですから、飲みすぎるのも健康によくはありません
過ぎたるは及ばざるがごとし
何事もほどほどが一番です
乾姜の一日の摂取量は2~3g
1回の生姜湯で使う量は2~3g、小さじ1/2ぐらいです
つまり生姜湯の飲む量は一日一回
飲むタイミングは寝る前がおすすめ
寝ている間もずっと温かいので質のよい睡眠をとることができます
まとめ
生姜は熱を加えることで血行促進効果のあるショウガオールという成分に変化します
お手軽にショウガオールを取るために生姜湯はおすすめです
より効果を得るためには干した生姜を使いましょう
一日一回パウダー状の干し生姜をお湯に溶かして飲めば心も体もぽかぽかです
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