トマトの水やりは地植えの場合必要?夏場や植え付け直後の頻度は?
最近は家庭菜園でトマトを栽培する方も多いようです
とはいえ家庭菜園を初めてみたはいいものの、勝手が分からない!
トマトは水を与えない方が良いとききますし、どのくらいの頻度で水を与えれば良いか分からない方も多いと思います
地植えの場合の水やりのポイントをまとめましたのでどうぞ!
トマトの水やり地植えに必要ある?
トマトは元々南米のアンデス高地が原産の作物です
非常に乾燥した暑い土地産まれのために乾燥に強く、非常に丈夫な野菜です
逆に水分が多すぎると、実割れや病気の原因になりますので過度な水やりは収穫の量に関わってきます
・地植えの場合の水やりの量は
結論からいうと、地植えの場合は水やりは必要ありません
プランターでの育成とは違い地植えの場合、よほどのことがない限り地中の水分がなくなるということはありません
地植えの場合、むしろ梅雨時期など雨が多い季節の雨よけの方が大切です
雨の季節はどうしても水分過多になってしまうので、畝にマルチを敷いたり、雨よけ用にビニールシートなどで屋根を作ってあげたりする必要があります
多少水分が少ないほうが実も引き締まり、甘いトマトになるので必要以上に世話を焼きすぎないのがポイントです
トマトの夏場の水やり頻度は?
いかに乾燥に強いトマトでも真夏の炎天下の元だとちょっと心配になってきますよね
夏の陽射しは強力ですから土も作物もからっからで、水やりしたところですぐに乾いてしまいます
さすがのトマトも葉がしなってきて元気がなくなってきますが、正直大丈夫ですw
少しかわいそうな気もしますが、トマトも本体が多少ピンチなぐらいの方が、必死になって実(子孫)を残そうとしますので、甘くおいしいトマトが実ります
とはいえ、トマトもまったく水が必要ないというわけではありません
2~3週間も雨が降らないようならば水やりをした方がよいかもしれません
土を5cmくらい掘ってみて、湿り気があるかどうかチェックしてみましょう
少しでも湿り気があるようならばまだ水やりをしなくてもOK
完全に乾燥しきっていたなら表面が少し濡れる程度水を与えてあげればOKです
トマトを植え付け直後の水やりのポイント
乾燥に強いトマトですが、買ってきたばかりの苗の状態ではまだ乾燥に弱いです
植えたての時にはまだ地面に根付いてないので不安定な状態です
この状態で水を与えないとうまく根付いてくれずに枯れてしまうので、苗を土に植えてあげたらたっぷりと水を与えましょう
この時の量ですが、土の表面に吸収しきれずに水たまりができるほどたっぷりでOKです
最初の何日かは苗がちょっとしんなりしますが、うまく根付くと葉っぱがピンと張ってきます
そこまで成長したら、水やりをやめてしまい、後は自然に任せてしまって問題ないでしょう
ここまで行ってしまえば、心配なのは水よりも病気や害虫による食害です
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まとめ
トマトは乾燥に強い作物なので基本的に水やりは必要ありません
プランターと違い、地植えの場合は地面も乾燥しにくいので自然に任せてしまうのがよいでしょう
ただし、夏場に長いこと雨が降らない時期があるなど、完全に地面が乾いてしまった場合は、表面を軽く濡らす程度で水やりをしてあげてください
乾燥に強いトマトですが、植えたてのころは水分を沢山必要とします
畝に植えたら、たっぷりの水を与えて、根付くまで様子を見てあげましょう
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