さつまいもが甘くない原因は?栽培に適した場所と種類別の特徴
秋は収穫の季節、家庭菜園でさつまいもを植えていたという方も多いのではないでしょうか?
いざ、収穫してみると思ったより甘くなくてがっかりすることがあります
さつまいもの甘さがいまいちの場合は肥料や土壌、さつまいもの品種など様々な原因がありますので、ここで一度、育て方をしっかりと確認していきましょう
さつまいもが甘くない原因は?
さつまいもは水はけがよく、痩せた土地の方がよく育つ野菜です
追加で肥料も与える必要もなく、栽培の手間がかからないので初心者でも育てやすい野菜になります
逆に、粘土質の土や栄養たっぷりの土壌だと沢山実りますが、あまり甘くないさつまいもに育ってしまいます
他の野菜と一緒に育てていると肥料過多で甘くないさつまいもができてしまうことも
特に窒素が多い場合は、「蔓ボケ」と言い、蔓ばかりに栄養が行ってしまい、実に栄養がいかなくなってしまいます
葉っぱはやたら茂っているのに芋が小さいようでしたら肥料過多かもしれません
肥料なしで育てたほうがうまくいくことが多いので初心者の方はあえて肥料を撒かずに育ててみましょう
さつまいも栽培に適した場所は
さつまいもは乾燥して痩せた土地のほうがうまく育ちます
一般的な家庭菜園でよく使われている黒土よりも、水はけのよい赤土が多いほうがよく育つでしょう
また、家庭菜園などで他の野菜を植えていた跡地などに植えた場合、前の肥料が残っていてうまく育たない場合があります
以前に作物を作っていた場所は避けて、しばらく使っていない場所に植えましょう
ちなみに、さつまいもは連作障害が起きにくい作物のため、毎回同じ場所でもOKです
作物を同一の場所で何度も作り続けると生育不良を起こしたり、病気になりやすくなったりします
他の野菜と分けて作ったほうがよいので、さつまいもだけを作る場所を作り、毎回同じ場所で作ったほうが良いでしょう
さつまいもの種類別特徴
さつまいもは品種ごとに色々な特徴があります
甘みが強くでる安納芋や紅はるかのようにひたすらにあまーい品種もあれば、鳴門金時のようにすごく甘いわけではないけどホクホクとした食感がおいしい種類もあります
さつまいもを比べる基準として「甘さ」が重要視されることが多いですが、紫芋など甘くないさつまいもも存在します
こういった種類はさつまいも単体の甘さはさほどないので生クリームやはちみつなどで甘さを補い、お菓子やデザートなどにされることが多いです
まとめ
さつまいもは水はけがよく、痩せた土地の方がよく育ちます
肥料も上げすぎると蔓ボケを起こして芋がうまく育ちませんので他の野菜とは分けて育てたほうが良いでしょう
連作障害が起きにくい作物なので毎年同じ場所で作ってもOKです
一区画だけさつまいも専用の場所を作ると良いかもしれません
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