きゅうりの葉っぱが白い!なりやすい病気対策残った実は食べられるの?
家庭菜園できゅうりを育てていると一度や二度は病気や虫に悩まされると思います
特にきゅうりは病気になりやすく、暑さが本番になる梅雨明けから葉が白くなる病気にかかりやすくなります
この病気は早めに対処すれば簡単に治るので、ここでしっかりと対処法を確認していきましょう
きゅうりの葉っぱが白いよ!
きゅうりの葉っぱに白い粉のようなものが吹き始めたら「うどん粉病」の可能性があります
その名の通り、葉の表面にうどん粉のような白い「カビ」が付着する病気です
きゅうりがなりやすい病気の代表格であり、非常に症状が分かりやすいので初心者でも判別しやすい病気でもあります
うどん粉病にかかると徐々に葉全体が白くなり、カビに栄養を吸われて野菜の発育不良がおこります
葉全体をカビで覆われるので光合成ができなくなり、最悪の場合枯れてしまうでしょう
カビというと高温多湿の暑くてじめじめした場所に出来るイメージですが、うどん粉病のカビは少し特殊で乾燥した場所を好みます
なので梅雨が明けて暑さが本格的になってきた真夏に起こりやすい病気です
また、一口にうどん粉病といってもきゅうりのうどん粉病は同じウリ科の作物にしか伝染しないなど「同じ科の植物のみに伝染する」という特徴もあります
うどん粉病は進行速度が速いので放置しておくとあっという間に症状が悪化します
重症化したら手に負えませんので早めに対処しましょう
きゅうりがなりやすい病気対策
ホームセンターの園芸コーナーなどには沢山の種類のうどん粉病用農薬が売られています
うどん粉病が進行して重病化している場合は農薬に頼らざる得ませんが、せっかく家庭で作る野菜ならばできるだけ農薬を使わずに自然由来の成分で何とかしたいですよね
家庭で出来る無農薬対策を紹介したいと思います
家庭で出来るうどん粉病対策
うどん粉病はカビの一種です。ということは
殺菌しちゃえばいいんですよ(∩´∀`)∩
お家のカビ対策と一緒です
クエン酸やお酢などの強い酸、もしくは重曹のような強いアルカリ性に弱いので水で希釈してスプレーするだけです
どちらも家庭に置いてあることが多いものですし、近所のスーパーやホームセンターなどにいけば安価に購入することができます
直接使用すると濃度が濃いのでお酢の場合は50倍程度、重曹の場合は800~1000倍ほど薄めて使用しましょう
初期段階のうどん粉病ならばこれだけでも十分に効果があります
濃い方が効果が高いだろうとあまり濃度が高いものを使いますとカビどころか植物まで殺しちゃいますので用法容量は守りましょうw
進行がひどい葉っぱだけ摘み取ってしまい、軽いものにはお酢や重曹をスプレーして様子を見てみてください
ちなみに摘み取った葉っぱはそのままにしないでくださいね?
胞子が風で飛んでまたうどん粉病になります( ̄□ ̄;)
きゅうりは病気になっても食べられるの?
結論からいうと
「食べられます」
きゅうりのうどん粉病は葉っぱと茎にしか感染しません
その影響で実がなりにくくはなりますが、実自体が何かに汚染されているというわけではありませんのでそのままがぶりといっちゃいましょう
キレイに洗えば食べれますw
ただ、生育不良なので健康な奴より味は劣りますが(´・ω・`)
また、先ほど述べたようにうどん粉病にかかると実がなりにくくなります
今ある実は大丈夫ですが、今後新たな実がなることはあまり期待できません
最後の一本だと思ってありがたくいただきましょう
きゅうりのうどん粉病まとめ
キュウリは病菌に弱い野菜なので夏になるとうどん粉病にかかりやすいです
葉っぱの表面に白い粉のようなものが見えたらうどん粉病の可能性がありますので希釈したお酢や重曹を使って早めに対処しましょう
また、うどん粉病にかかっても実自体は食べられます
人体への影響は特にありませんので安心してください
きゅうりって切ると穴が開いてスカスカのやつとかありますよね
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