虫刺されが痛い腫れてきた時の治療方法といつまでも治らない原因は?
暖かくなってきて川遊びなどのアウトドア関連の遊びが増えてくる季節、気になってくるのは虫刺されの問題です
中には大きく腫れあがり痛みを伴う場合もあり、集団で襲われた場合は危険なこともあります
今回は川遊びなど水辺のレジャーで襲われやすい毒虫とその対策をまとめていきます
虫刺されの場所が痛い腫れてきた
レジャーシーズンになると川や森の中など水辺へ出かける方も多いと思います
特に水遊びをする時には肌の露出も多く、虫除けスプレーをしていても水で流されてしまうためあまり効果は望めません
さらに虫の生息する地域と被っているため虫に刺されることが多くなってしまいます
特にアブは毎年多くの被害者を出している非常に厄介な虫です
見た目は直径3cmくらい。ハエと非常に似ており、主に水辺近辺に生息している虫です
性格は獰猛でこちらが牛や馬などの動物の血液を求めて襲いますが周囲に生き物がいない場合、人間にも襲い掛かってきます
プールや露天風呂などでも遭遇することがあり刺されると非常に強い痛みがあります
・アブに刺された時の症状
アブは蚊と違い、吸血する際に皮膚を噛みちぎって出血した血を啜ります
また、蚊やブユは獲物に吸血されるのを悟られないように口から麻酔のような成分を分泌するので痛くないですが、アブにはそのような成分は無く、麻酔も無しに皮膚を噛みちぎられるのですからとにかく痛いです
痛みの後に皮膚が腫れて激しい痒みが継続するので掻きむしることによる二次感染などを起こすこともあります
虫刺されで腫れた時の治療法
虻は蚊やブユなどと違い噛まれた時に痛みを感じるのですぐに噛まれたと気づきます
噛まれた時には慌てずに適切な処置をすることで痛みや腫れを抑えることが可能です
・ポイズンリムーバーを使う
虻や蚊などの吸血する虫は吸血する際に血を固まらせないようにするため唾液に酵素毒を持っています
アブに噛まれたら毒の吸い出すアイテム「ポイズンリムーバー」を使いましょう
流水でキレイに患部を洗った後にポイズンリムーバーを使うことで体内に入った虫の毒素を吸い出すことが可能です
ただし、時間が経って毒が回りきると吸い出しは不可能なので刺されたらすぐに吸い出すことが重要です
・薬を塗る
アブに噛まれた場合におすすめな薬はステロイドが含まれているものが良いでしょう
ステロイドは強力な薬なので長期に使用すると副作用が心配されますが虫刺されなどに使う分にはとても優秀な薬です
また、ひどい痒みが心配される場合は抗ヒスタミン薬などが良いでしょう
痒みを抑える成分で即効性もあるので我慢できなくなる前に塗ってしまいましょう
・患部を冷やす
冷やすことで腫れや痒みを抑えることができます
ポイズンリムーバーで毒抜きをした後に行うことでより効果が増します
・塩を塗る
民間療法ですが、虫に刺された時には天日塩を塗るといいそうです
塩には脱水作用があるため塗りつけることで体内の水分を吸収、その際に一緒に虫の毒も吸い出してくれるようです
ただしあまり刷り込むと皮膚が傷つきますのでやりすぎはよくないようです
虫刺されの腫れが治らない
アブに噛まれた場合、通常は数日で治るものですが、中には何か月経っても腫れが引かない人もいるようです
この場合は虫刺されによってできた湿疹や水ぶくれがしこりになってしまう「結節性痒疹(けっせつせいようしん)」の可能性があります
アトピー性の皮膚炎を持っている人がなりやすく、早ければ1ヶ月、時には治るのに数年かかってしまうこともあるようです
もしも腫れがいつまでも治らない場合は一度皮膚科に行くことをおすすめします
まとめ
夏はアウトドアなどが楽しい季節ですが、川辺には危険な生物も沢山います
もしも虻などに刺されてしまった場合は慌てずに体内の毒を取り除き、患部を冷やして安静にしていましょう
痒いからといって虫に刺された場所を掻きむしるとしこりができてしまうこともありますので出来るだけ痒みを感じたら冷やすなどして掻きむしらないことが大切です
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