熱中症の後遺症の症状は?なおるまでの期間や治療方法は
炎天下で作業をしていると脱水症状を引き起こして熱中症になってしまうこともあります
病院で治療してもらっても妙にだるくてふらふらしたり、しらばくしても治る気配が見えなかったりと後遺症で苦しんでいる方も多いようです
熱中症になった場合の後遺症の症状や治るまでの期間、治療法などをまとめました
熱中症の後遺症の症状は?
熱中症になった場合重度の場合は脳の障害など重い後遺症が残ったりする場合があります
軽症~中程度の熱中症の場合は後遺症も残らないことが多いですが、稀に実際には軽症~中程度の熱中症でも
・めまい
・食欲不振
・体がだるい(倦怠感)
・疲れやすい
・耳鳴り
・頭痛・吐き気
・微熱・悪寒
・お腹を下す
などの症状が起きることがあります
タイミングも常に不調の人もいればしばらく経って忘れたころに突然吐き気に襲われる人もいるなどかなり個人差があります
不調を訴えて病院に診察してもらっても直接的にどこか悪くなっている場所があるわけではないので「異常なし」と判断されることも多いようです
後遺症は残らないと言われたのに実際には体の不調が取れないということはよくあります
ではなぜそのような症状がでるのか?
熱中症になると自律神経のバランスがくずれる
熱中症にかかると体が体温を制御しきれなくなり、その影響により自律神経のバランスが崩れてしまっています
自律神経が乱れると精神的に不安定になり、耳鳴りや頭痛など様々な障害が出ると言われています
熱中症の後遺症の期間
病院に行って点滴を打ってもらったとしても熱中症はすぐに治るものではありません
体調が戻ったと思っても2~3日は安静にしていましょう
熱中症の症状が治まっても無理は禁物です
実際には体が回復するのに2週間、完治となると長い人では半年かかる人もいるようです
※個人差はあるが熱中症になったときの重症度にもよる
後遺症がみられている間は通常よりも熱中症にかかりやすくぶり返しやすいので再度発症させないよう無理はしないようにしましょう
あまり長く続く場合は熱中症により脳にダメージを負っている場合があります
その場合は一度病院で診察を受けて検査をしてもらうことをおすすめします
熱中症の後遺症の治療方法は?
熱中症の後遺症が残っている場合は自律神経が乱れている状態です
乱れた自律神経を整えるために規則正しい生活を心がけましょう
食事は必ず3食きっちりと
特に朝ごはんを取らないと熱中症のリスクが跳ね上がりますので絶対にNGです
睡眠時間は多めにできるだけ毎日同じ時間に寝るのが理想です
またお風呂は自律神経を整えるのに非常に効果が高く、40℃前後のお湯に15分ほど浸かるといいです
食後少し時間を置いてから入浴するのがよく、入浴後1~2時間後に寝るのが理想です
朝風呂でシャワーをあびるのも自律神経の切り替わりがしやすくなるのでおすすめです
熱中症の後遺症対策まとめ
熱中症は重症の場合、脳に障害が残ったり最悪の場合死に至るなど非常に危険な症状です
軽度の場合でも自律神経の乱れから様々な体の不調をきたすこともあり、注意が必要です
最低でも熱中症になってから2週間はあまり無理はせずに安静にしていてください
後遺症の回復のためには自律神経の乱れを回復させることが重要なので規則正しい生活を心がけましょう
あまり長く症状が治まらない場合は脳にダメージを受けている場合があるため一度病院に診察をしてもらうことをおすすめします
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