資格

電気工事士2種の難易度は?筆記は?実技は?素人が挑戦してみた結果

目安時間 9分

 

高校や大学で基礎的な事は習ったけれども10年以上昔のことだし、電気のことがまったく分からない私が電気工事士2種の試験を受けることになりました

 

勉強方法は完全に独学です

 

先日ようやく資格を手に入れることができましたが、実際どれくらい勉強したのか?資格を取るのに何回くらい受けたのか?

 

完全ド素人が試験に挑戦した場合どれくらいの難しさなのかをご紹介します

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電気工事士2種試験の難易度は?

電気工事士2種の試験は誰でも受けられて電気系の仕事をする上で一番最初に取る資格として年々受ける人が増えているみたいですね

 

そんな電気工事士2種ですが、全体の合格率は45~50%前後だそうです

 

つまり受けた人の半分は落ちるということ

 

けど遊び感覚で受ける人も実際多くて、まじめに受けた人の合格率はもっと高いと思います

 

そんな訳で一応まじめ?に受けてきたド素人の私が合格するまでどれくらいかかったのか

 

参考になるかは分かりませんがご紹介します

 

ド素人が電気工事士2種を受けてきた

まず初めに結果から言うと、筆者は資格取得するまでに2回ほど受けました

 

1回目の試験では筆記は合格、実技にて不合格

 

2回目の試験にて筆記が免除され実技試験を合格しました

 

筆者のスペックは

・高校は普通科出身、大学は機械科
・大学卒業後は接客業(卒業してから10年以上経過)
・電気に関しては完全ド素人

電気回路なんてほとんど触ったことも無ければ勉強もしたことが無い状態

 

辛うじてオームの法則を覚えていたくらいです

 

お金も無かったので通信教育なども受けずに完全独学で勉強しました

 

資格を受けること自体は半年前くらいから決めており、参考書や過去問題集を買ったのはいいけれどそこで満足してしまい、実際に勉強をし始めたのは試験2カ月前くらいからのことです

 

実際に受けてみての感想としては「完全ド素人だと勉強しないときつい」ということ

 

計算問題が若干あるものの、他のほとんどが専門的知識が求められるもの

 

知ってないとどうにもならない問題が多いのである程度勉強しないと取れない

 

けど逆に暗記物が非常に多いので一度覚えてしまえば案外楽に感じてしまうといった感じです

電気工事士2種の筆記の難易度は

電気工事士2種の試験は一次試験が筆記になります

 

毎年多少誤差はありますが、大体の合格率は60%前後

 

筆記試験の出題形式

試験方法:マークシート式(4択)
問題数:50問(1問2点)
試験時間:120分
合格ライン:60点以上

問題数50問のうち、30問は計算や理論、法令など

 

残り20問は図面問題になります

 

出題される問題は毎年同じ傾向があり、問題内容を若干変えている程度です

 

独学でも参考書一冊と過去問があれば受かるレベル

 

参考書片手に過去問題集を2~3周すれば筆記は心配ないかと思います

 

実際60点以上取れれば問題ないので苦手な分野は捨ててしまうのもありです

 

私はこの時点ではまだ配線図をかけなかったので図面問題はほとんど間違えましたがそれでも受かりました

 

分かる所から順にやって過去問題集で7~80点ほど取れれば筆記は合格できるかと思います

 

 

※配線図の問題はこの時点では分からなくてもOKですが、実技試験では配線図が分かってないとお話になりません

 

どっち道覚えないといけないので複線図は書けるようにしておいたほうがいいです

 

↓複線図の書き方です

電気工事士2種の実技の難易度は

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筆記はそこまでではないですが、実技は練習をしないときついです

 

実技試験での合格ラインは軽失陥3つ以上、重大欠陥1つ以上でアウト

 

ですが、これは昔の話

 

平成29年度から試験の採点基準が変わり、1つもミスが許されなくなりました

 

つまり100点か0点しかありません

 

これだけ聞くとすごく難しそうに思うかもしれませんが、しっかり対策すればそこまで難しくはありません

 

実際に技術試験の合格率は70%くらいなので練習さえしておけば心配ありません

 

実技試験の出題方法

実技試験問題は電気技術者試験センターにて事前に発表される13問の例題から一問「そのまま」出題されます

 

https://www.shiken.or.jp/

 

どれが出るかは完全にランダムで開催地域によって問題が違います

 

技能試験の出題形式

問題数:1問
形式:事前に公表された13種類の問題からランダムで一つ選ばれます
試験時間:40分
合格ライン:欠陥なし

出題される問題によって難易度が大きく変わります

 

簡単なものならば割と余裕で出来ますが、配線の数の多い問題にあたってしまうと意外と時間が足りません

 

筆者が初めて練習した時には1つの回路を作るのにかかった時間は50分

 

時間内に回路を完成させるためには回数を重ねて慣れるしかありません

 

筆記試験の合格発表があってから1ヶ月の猶予がありますからその間に何度も練習を重ねるのみです

 

実技の練習をする際は試験会場で使用するものと同じ材料を使うのをおすすめします

 

1回目の実技試験で落ちた時、原因となったのはコンセントの外付けの着け方が分からなかったためです

 

ホームセンターで売っている器具と実際の器具では取り付け方が違ったりするので注意してください

 

電気工事士2種の難易度まとめ

電気工事士2種は専門的知識が要りますが、勉強すれば素人でも十分に取れる資格です

 

筆記は毎年同じ傾向があるので過去問をベースに、実技は慣れが必要なのでひたすら練習あるのみです

 

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