軽自動車で車中泊真冬にできる?フラットにならない車で実際に泊ってみた話
旅行など長距離運転をする際、宿泊費などを浮かせるために車で車中泊などをする人も多いと思います
とはいえ季節が真冬だった場合、車の中で車中泊なんてできるのだろうか?
軽自動車で車中泊をした時の経験を元に車中泊をする際の注意点ややっておくべき対策などをまとめました
軽自動車で車中泊を真冬にできるか?
スノボをしにいくために朝早く出発したけれど長距離運転で疲れてしまってあんまり滑れなかった
そういった事態を防ぐために前日から出発して近くの駐車場で車中泊をする人が多いですよね
かくいう筆者も2月の一番寒い時期に引っ越しのために車で長距離運転をしたことがあります
片道で1000km以上あったのでもちろん途中で車中泊
ある程度寒いだろうなと予想はしていましたが、経験からいうと真冬の車中泊は
頑張ればできるけどおすすめはしない
寒いです!ガチで寒いです
もはや寒すぎて眠れない
辛うじて寝つけたとしてもすぐに寒くて起きてしまう
冬の車中泊は毎年凍死者もでるくらい過酷です
筆者の場合、引っ越しだったので余分な荷物は先に送ってしまい、自宅で使っていた布団一式(羽毛布団、毛布二枚)とその他最低限の荷物だけで車中泊にチャレンジしました
車中泊した場所は名古屋辺りのサービスエリアだったのでそこまで寒くないと思っていましたが現実はそんなに甘くなかった
寒くて眠れない
名古屋を過ぎた辺りで日付は0時を過ぎていたのでとりあえず最寄りのサービスエリアで車中泊をすることに決めました
事前に後部座席に用意しておいた布団の中へもぐりこみ何事もなく夢の中へ・・
と思ったら
~数十分後~
(((( ;゚Д゚)))さささささささむさむさむ!
余りの寒さに目が覚めました
布団に入った時に寒く感じなかったのはあれですね、まだエンジンを切ったばかりだったから車の中が暖かかったからですね
車はガラス部分が多いから車内の温度が冷えやすいんでしょうね
一瞬で耐えられないほど寒くなりました
空気が冷たいのはもちろんですが、椅子と椅子の隙間からひや~っとした隙間風がふいてそれが何より辛い
せっかく上に暖かい毛布を被っていても下から冷やされるから意味がない
敷布団まで持って行くと荷物が多すぎて邪魔だなと思ってましたがマットは必須でした
ちなみに5月くらいにゴールデンウィークを利用してキャンプに行き車中泊をした時も寝袋1枚では寒くて眠れないほど寒かったです
冬じゃなくても夜は想像以上に冷えるので対策なしでの車中泊は自殺行為に近いと肌で体験しました
・布団、もしくは寝袋は氷点下でも耐えられるものを(最低でも−10℃以上はほしい)
・車はガラスが多いため、アルミシートやカーテンなど冷気を遮るものが必要
・マット類は必須、敷物が無いと下から冷やされます
寝袋は封筒型とマミー型がありますが、冬に使用する場合、隙間風の入りにくいマミー型のほうが人気があるようです
少し高いですが車中泊する場合は外と気温が変わらないので本格的な登山用のシュラフの方が間違いはないかと思います
車中泊で座席がフラットにならない場合
車中泊をする際に寒さ対策と一緒に大切なのは車内の寝心地をよくすることです
最近の軽はほとんどがフルフラットになるタイプですが、うちのは古いので座席が平らになりません
マットを敷いても床の凸凹は結構分かるもので・・
座席シートの頭の部分とか微妙に凹んでいるんで分かるんですよね・・
妙な寝心地の悪さを感じるのでとてもじゃないですが眠れません
そのため、快適な車中泊ライフを送る為には座席を完全にフルフラットにすることが大切
そんなわけで何かいいものはないかと探してみるとありました
エアー式なので多少凸凹な所でも平らになります
車の段差程度なら割と快適
エアータイプのマットの良い所は空気を抜けば小さくなって持ち運びに便利な所ですよね
凸凹の床で寝ると体中痛くなったりするのでフルフラットタイプの車で無い方はわりと必須です
冬の車中泊まとめ
夜間の車内は想像以上に寒いです
また、寒さは椅子と椅子の隙間など下から襲ってきますのでマット類は必須品です
防寒対策を怠ると最悪凍死することもあるので毛布や寝袋などは氷点下でも耐えられる少し高めのものを用意すべきだと身に沁みました
寒いなら暖房をつけっぱなしにしておけばいいじゃん!
と思う方はこちらの記事もどーぞー
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