夜勤明けに眠れない人への寝る方法は?夜勤から日勤に切り替える時
24時間稼働している工場や病院の看護師さんなど
交代勤務で働く方にとって夜勤は避けられないお仕事ですよね
夜勤明けはすぐに眠れたらいいのに妙に目が冴えてしまってまったく眠れないという経験があると思います
とはいえ睡眠薬などの薬は身体への負担が大きいのであまり使いたくない
という方も多いと思いますので夜勤明けでも実践できる眠れる方法を紹介していきたいと思います
夜勤明けに眠れないのは
人間は本来日中に活動する生き物ですから夜間に活動する場合、想像以上に身体に負担をかけています
人間には自律神経と呼ばれる機能があり、自分の意志とは無関係に働いて体の管理をしてくれています
交感神経と副交感神経
自律神経は2種類からなっており、緊張を司る「交感神経」と休息を司る「副交感神経」が存在します
人間は朝太陽の光を浴びると交感神経が刺激され、日中に活動することができます
そして夜になると日中に活動していた交感神経から副交感神経に切り替わり休息に入ります
夜勤の場合、交感神経が活発に働きだす日中に寝ることになるので寝つきにくいのです
特に日勤と夜勤を繰り返す場合、生活パターンが一定化しないので体内時計が乱れやすく眠れなくなるなどの睡眠障害が発生しやすくなります
ちなみに夜勤専従で働くより交代勤務で働く場合の方が睡眠障害に陥りやすいようです
規則正しい睡眠をすることが理想ですが仕事上それが不可能な場合、体内時計の狂いを最小限に抑える必要があります
夜勤明けに寝る方法は
不眠の原因の多くはストレスです
夜間に働いている方は本来リラックスしなくてはいけない時間帯も覚醒状態ですから非常にストレスが溜まっています
なのでリラックスと体を温める意味を込めてお風呂にはいるのがおすすめです
人間は体温を低下するときに眠くなるそうですが、お風呂に入ると上昇した体温を身体が冷やそうとするのでそのまま自然に寝ることができます
夜勤が続く場合は極力同じ時間に寝て生活リズムを崩さないようにしましょう
また、寝る前のパソコンや携帯電話の画面も眠気を減らしてしまうため避けましょう
夜勤から日勤に切り替える際に
交代制勤務の場合、夜勤から日勤に切り替わるときが辛いですよね
逆転していた生活を翌日には戻さないといけません
そのため、翌日の夜の睡眠を邪魔しないためにも
お昼に2時間、または4時間の睡眠をとることをおすすめします
睡眠はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)を90分単位で繰り返しています
浅い眠りに目覚めると自然に起きることができるため、レム睡眠の間に起きるのがおすすめです
とはいえ自分が寝入ったタイミングなんて分からないですし、ベットに入ってから寝るまで少し時間がかかると思いますので
1サイクル+30分ということで2時間または4時間で起きるのがおすすめです
まとめ
毎日ばらばらの時間に寝ると体内時計が乱れて眠れなくなります
夜勤でどうしても夜に眠れない場合でもできるだけ生活リズムを崩さず同じ時間に寝ることが重要です
また、お風呂に入ることはリラックスして眠りやすくなりますのでおすすめです
夜勤から日勤に戻る際には睡眠サイクルに気を付け、昼頃に2時間または4時間寝ることで無理せず元の生活に戻していきましょう
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